こどもがそのままおとなになったようなひと
という形容があるけれど、
それは、夢中になることを忘れないひとです。熱中する没頭する、ひとが無心になる時の顔はなんて素敵なんだろう。
あたえられたことだけこなす毎日なんて
今ならロボットだってできるもん。
考える時間、楽しい時間、達成する嬉しさ。
こどももおとなもいっしょだよ。
トントンギコギコ夢中になるものありますか?
ミュージシャン 大貫 妙子
木切れ、紙、土、鉄、色――
彼らのちいさな手が触れているもの、
それは廃材でありながら世界だ。
彼らのちいさな手が作り出すもの、
それもまた世界である。
光と希望に満ちた巨大な世界である。
作家 角田光代
スクリーンに映る
彼らの夢中なまなざしは、
生命の輝きそのものだ。
そして作品からにじんで見える
空想のひとコマひとコマは、
なんていとおしいのだろう。
ミナ ペルホネン・デザイナー 皆川 明
こうして私たちは、誰もが時と場合によって
ロビンソンクルーソーに変身できるほどの
豊かな想像力と、明るい強さを持っているのです。
バイオリン製作者 陳 昌鉉(ちん しょうげん)
きっと折にふれ
この図工の時間は楽しいおもいでとなって
子ども達をはげますことでしょう。
書家 岡井 揺萩(おかい ようしゅう)

いまの社会はムダな時間を切り捨てているけれど、
それは人間の最も大切な部分を切り落としているのだと
見事に気づかせてくれる映画だ。ヤッホー!
 ミュージシャン 坂田 明
友達と裏庭で遊んだり、
きょうだいで学校の話をしたり、
日常でのたわいもない体験が、
自分の時間の全てなんだなぁーって。
そんな見えにくい時間を
丁寧に映し出した映像である。
アーティスト 日比野 克彦

































「すげー面白い。泣けた。最後の机のショットと音楽美しすぎ。」
(20代 男性 フリーター)

「ドキュメンタリーのイメージが変わりました。自分がその場にいる感じがすごくして、同じ空気を吸っているー!だからとてもうらやましかった。私だってやってやる!!ってガッツポーズです。」
(40代 女性)

「今日、ぐうぜん本屋でこの映画のことを知り、観に来たのですが、出会うべくして 出会ったというくらい感動しました。
子どものキラキラした目、おもいを形にするか、それを手助けする大人、環境、どれをとってもすごいなあ、素晴らしいなあ。子どもにとって大切なことはこういうことなんだな、と実感させられました。
子どもたちと接する日々、私も、この映画で感じたことを何か子どもたちに返せたらと思います。ありがとうございました。」
(20代 女性 児童指導員)

「楽しく観ました。大人の市場ベースの「モノづくり」的仕事と比較してしまいました。大人の仕事はほとんどが個性を削り落とすことに主眼があるので、同じモノをつくるといっても正反対だと感じました。たぶん彼らがモノを作る仕事に入っていくことがあったなら、たいていは幻滅するでしょう。アイデア、企画と実際の製作の現場との分業。相手の見えない利潤追求を主とした製作そのもの。たぶん大人が元気で仕事を楽しんでいかなければ、こどもも本当の意味で楽しいと感じられないのではないかと思ってしまいます。授業参観のように見るのではなくて、大人へ向けた授業として取り組むべく作品でした。自分がどんな暮らしをしたいのか根本から考えてみたいと思いました。実は子どもが先生なんですね。」
(30代 男性 木工業)

「いっしょにじゅぎょうをうけてるみたいだった」
(小学校5年生 男性)

「美大に通っています。課題に追われて課題に追われて好きなものも好きなように作る時間がなくなってしまいました。何のために学校に入ったのかなーと思うこともあります。昔は図工の時間が楽しみで一番大好きな時間でした。作っている子供達の姿を見て、あの頃の自分に再会できたようです。作り手が楽しまないと人を感動させることなんてできないんですね。楽しい時間をありがとうございました。」
(30代 女性 社会人学生)

「子どもたちがほんとにひとりひとり「生きてる!」って感じで、とてもすてきでした。めんどくさがったりする子が増えてきている気がしますが、こんなに楽しくてすてきな時間をすごした子たちは、みんな「自分だけの」世界を創っていましたね。ありがとうございました。」
(20代 女性 教員)

「大阪から、この映画を観にやってきました。今回の上京の予定はこれで終わりですが、本当に楽しい映画でした。私自身、図工専科を大阪でしております。子どもの熱いまなざしを普段見過ごしているような気がさせられるほど今回の映画では、子ども達の図工に対する思いを真正面から受けとめられた作品でした。中学生のいとこも一緒に来ていました。「私もあんな図工がしたかった」と言っていました。彼女のお気に入りは卒業製作の「一枚の板から」の水の造形あそびだそうです。」
(30代 女性 図工専科)

「あっという間に引き込まれました。はじめはハラハラドキドキでしたが、後半は美しくてびっくりして、タメ息が出ました。子どもたちのキャラクターにもほがらかさ、きまじめさ、切なさ、1人1人の役者がそろっていて飽きることがありません。」
(30代 男性 フリーター)

「音楽が楽しく映像を引き立ててくれました。世界中の人に見せたいです!子供の顔、色の数々、楽しい音楽、世界中の子供たちが平和な中で創造の世界を楽しめたら!」
(50代 女性 絵画教室)






























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