こどもがそのままおとなになったようなひと という形容があるけれど、 それは、夢中になることを忘れないひとです。熱中する没頭する、ひとが無心になる時の顔はなんて素敵なんだろう。 あたえられたことだけこなす毎日なんて 今ならロボットだってできるもん。 考える時間、楽しい時間、達成する嬉しさ。 こどももおとなもいっしょだよ。 トントンギコギコ夢中になるものありますか? ミュージシャン 大貫 妙子 |
木切れ、紙、土、鉄、色―― 彼らのちいさな手が触れているもの、 それは廃材でありながら世界だ。 彼らのちいさな手が作り出すもの、 それもまた世界である。 光と希望に満ちた巨大な世界である。 作家 角田光代 |
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スクリーンに映る 彼らの夢中なまなざしは、 生命の輝きそのものだ。 そして作品からにじんで見える 空想のひとコマひとコマは、 なんていとおしいのだろう。 ミナ ペルホネン・デザイナー 皆川 明 |
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こうして私たちは、誰もが時と場合によって ロビンソンクルーソーに変身できるほどの 豊かな想像力と、明るい強さを持っているのです。 バイオリン製作者 陳 昌鉉(ちん しょうげん) |
きっと折にふれ この図工の時間は楽しいおもいでとなって 子ども達をはげますことでしょう。 書家 岡井 揺萩(おかい ようしゅう) |
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いまの社会はムダな時間を切り捨てているけれど、 それは人間の最も大切な部分を切り落としているのだと 見事に気づかせてくれる映画だ。ヤッホー! ミュージシャン 坂田 明 |
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友達と裏庭で遊んだり、 きょうだいで学校の話をしたり、 日常でのたわいもない体験が、 自分の時間の全てなんだなぁーって。 そんな見えにくい時間を 丁寧に映し出した映像である。 アーティスト 日比野 克彦 |
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